雑記
唐沢俊一の最新盗用疑惑についてJ-CASTニュースが取り上げているということを唐沢俊一検証blogで知った。
個人的には、J-CASTニュースは適当な記事を書く印象があってあまり好きではない。今回もタイトルからして『唐沢俊一、2度目の無断引用 コピーして順番入れ替え?』だったからうんざりしてしまった。記事本文にも『無断引用』という意味不明な言葉が飛び交っていて、前回の盗用事件のことにも触れているんだからその辺もちゃんと分かっておいてよ、と苦言を呈したくなる。
それでもちゃんとライジオライフ編集長や唐沢俊一にコメントをもらっているし、より多くの人に唐沢俊一の盗用問題を知らしめる効果もあるから、当たり前だけどまったく意味がないわけではない。
その唐沢俊一のコメントを読むと、冒頭で『今回の指摘は指摘として真摯に受け止めたいと思っています』としながら、あとはダラダラと見苦しい言い訳を重ねるもので、全然真摯に受け止めてる感じがしない。
特に
もちろん、紹介サイトとはいえ、参考にした際にはその旨の表記が必用ではないか、というご意見もおありと思いますが、参考サイトに複数のものがある場合、雑誌掲載などに際しては読者の煩雑やスペースの問題を考え、それらを省略する場合もあります。
の部分はひどい。スペース上の問題で引用元や参考元を載せないというのもあんまりだが、『読者の煩雑』というのはどういうことなのか。読み手のことを考えてゴチャゴチャと引用元や参考元を書かないでおいてあげたと言いたいのだろうか。誰が頼んだんだよ。
雑記
唐沢俊一検証blogに、また新たな盗用疑惑が検証されているんだが、これが抜群に面白い。kensyouhanさん、いい仕事するなぁ。
『その1』だから『その2』もあるんだよね?楽しみだなぁ。
この検証の中でkensyouhanさんは唐沢俊一の執筆時期を知るためにラジオライフという雑誌の編集部に直接電話確認しているんだけど、そのついでに最新号にも盗用疑惑があることを編集者に伝えると
「さきほど本人にも確認しましたが、ネタを調べるうちに見たことはあったかもしれないと言ってました」
という答えが返ってきたらしい。
そこ認めちゃってたの?認めちゃっていいの?それに『さきほど本人に確認しましたが』ってことは、編集部の人が問題になっていることに気づいて確認を取ったってことだよね。担当編集者に聞かれてしらばっくれる唐沢俊一が目に浮かぶようだ。
kensyouhanさんが改めて『(唐沢俊一は、盗用元とされている)ブログを見たんですね?』と編集者に聞きなおすと
「いえ、見たとは言ってません。見たかも知れないと言ってました」
という返答。まぁ、使えそうな記事はコピペして保存しておいて後で切り貼りしてるんだろうからね。どこからコピペしたとか覚えてないのも無理はないかもね。
唐沢俊一は今回の盗用疑惑が騒がれてることも
「話だけは知っている」
と言っていたのだそうだ。
へぇ。
雑記
唐沢俊一検証blogの唐沢俊一最新盗用疑惑の記事のコメント欄に『とおりすがり』が発生した。
『通りすがり』というのは、掲示板やブログのコメント欄に急にわいて出てきて無責任なことを言って去っていく、あるいは『通りすがり』のくせにそこに居ついてしまったりする迷惑な存在だ。
はてなキーワードにおける説明が秀逸。
最も代表的と思われる捨てハンドル。
匿名掲示板ですら嫌われる。
その『とおりすがり』が何を言っているかというと
とおりすがり 2008/10/07 12:55
唐沢俊一がアレなのはまぁ否定はしないのですが、
パクリ元とされる「世界の三面記事・オモロイド」自体が、
海外記事の翻訳(的なもの)という特性があるわけですから、
元記事の存在を知っていれば、似たような記事になるではないでしょうか?
パクリと断定するのは勇み足かも・・・まぁ「世界の三面記事・オモロイド」同様に引用元を紹介していないのであれば、
それはそれで問題なわけですが。
『唐沢俊一がアレなのは』という何が言いたいのかさっぱり分からない言い回しがいかにもそれっぽい。
元記事の存在を知っていれば、似たような記事になるではないでしょうか?
というのは、もし唐沢俊一がこの件で何かしら説明するとしたら使いそうな言い訳だ。
それは置いておくとしても、海外の元記事は読んでないと思うなぁ。
記事の中に出てくる殺人犯が書いていたというホラー小説のタイトルを見てもそれは明らかなように思える。
唐沢俊一はそのタイトルを『食人の本能』としているんだけど、盗用元と思われる記事では『人食いの本能』となっている。『食人』というのは行為そのものだから唐沢俊一の『食人の本能』というのは言葉としておかしいし、海外の元記事だって『Cannibalism Instincts』ではなくて『Cannibal Instincts』になっている。直訳すると『人食いの本能』だ。
これは、唐沢俊一が盗用の事実を隠すための改竄を行っている時に、安易に『人食い』を『食人』に置換してしまったことで発生したミスである可能性が高い。
少なくとも海外の記事を読んで翻訳したとは思えない。
追記
唐沢俊一検証blogへの安岡孝一のコメントに次のような指摘があった。
Calvaが書いてた小説のタイトルって『Instintos Caníbales o 12 días』なんですよね。ま、どう訳すかは難しいとこですけど、でもどうして二人とも「12日間」を落としてるんだろう、と。
そこで「世界の三面記事・オモロイド」にソースとしてリンクされている海外の記事を全部確認してみると、
・BBC NEWS : Cannibal Instincts
・ABC NEWS : Cannibalistic Instincts
・Telegraph.co.uk : Cannibal Instincts
・ZEENEWS.com : Cannibalistic Instincts or Twelve Days
という結果だった。『12日間』というのが入っているのはZEENEWS.comだけだったから、「世界の三面記事・オモロイド」の記事中で「人食いの本能」となっているのは分かる。
僕もひとつしか確認せずに
海外の元記事だって『Cannibalism Instincts』ではなくて『Cannibal Instincts』になっている
と書いてしまったので、反省して『Cannibalism Instincts』と書かれた記事がないかちょっと検索してみたが、この事件とは関係ないものがいくつかひっかかっただけだったので、特に修正はしないでおく。
雑記3
唐沢俊一の最新の盗用疑惑が唐沢俊一検証blogで検証されている。
ほんと、懲りないね。
雑記
唐沢俊一の一番最近出した本におけるデタラメぶりが唐沢俊一検証blogで検証されている。
僕はIRAやらアイルランドやらについてはちんぷんかんぷんなのだが、それでも俳優のショーンコネリーが「ナイト」の称号をもらったことくらいは知っている。映画について詳しいわけじゃないけど見るのは大好きなので、そういうニュースにも多少は反応するからだ。唐沢俊一は映画好きを自称しているんだけど、そんなことも知らなかったんだね。ショーンコネリーにはあまり興味ないんだろう。
その映画好きな唐沢俊一は、2008年10月3日、4日の日記によると、レンタルビデオ屋で買ってきた中古の『ハリーポッターと賢者の石』を見て、その日の夢に魔法の世界が出てきてしまうほどお気に召したようだ。『英国のクセモノ役者たちの大量出演』で『観た後の満足感が高い作品になっている』んだって。
うーん、そうかなぁ。