雑記

唐沢俊一検証blogの唐沢俊一最新盗用疑惑の記事のコメント欄に『とおりすがり』が発生した。
『通りすがり』というのは、掲示板やブログのコメント欄に急にわいて出てきて無責任なことを言って去っていく、あるいは『通りすがり』のくせにそこに居ついてしまったりする迷惑な存在だ。
はてなキーワードにおける説明が秀逸。

最も代表的と思われる捨てハンドル。

匿名掲示板ですら嫌われる。


その『とおりすがり』が何を言っているかというと

とおりすがり 2008/10/07 12:55
唐沢俊一がアレなのはまぁ否定はしないのですが、
パクリ元とされる「世界の三面記事・オモロイド」自体が、
海外記事の翻訳(的なもの)という特性があるわけですから、
元記事の存在を知っていれば、似たような記事になるではないでしょうか?
パクリと断定するのは勇み足かも・・・

まぁ「世界の三面記事・オモロイド」同様に引用元を紹介していないのであれば、
それはそれで問題なわけですが。

唐沢俊一がアレなのは』という何が言いたいのかさっぱり分からない言い回しがいかにもそれっぽい。

元記事の存在を知っていれば、似たような記事になるではないでしょうか?

というのは、もし唐沢俊一がこの件で何かしら説明するとしたら使いそうな言い訳だ。
それは置いておくとしても、海外の元記事は読んでないと思うなぁ。
記事の中に出てくる殺人犯が書いていたというホラー小説のタイトルを見てもそれは明らかなように思える。
唐沢俊一はそのタイトルを『食人の本能』としているんだけど、盗用元と思われる記事では『人食いの本能』となっている。『食人』というのは行為そのものだから唐沢俊一の『食人の本能』というのは言葉としておかしいし、海外の元記事だって『Cannibalism Instincts』ではなくて『Cannibal Instincts』になっている。直訳すると『人食いの本能』だ。
これは、唐沢俊一が盗用の事実を隠すための改竄を行っている時に、安易に『人食い』を『食人』に置換してしまったことで発生したミスである可能性が高い。
少なくとも海外の記事を読んで翻訳したとは思えない。




追記


唐沢俊一検証blogへの安岡孝一のコメントに次のような指摘があった。

Calvaが書いてた小説のタイトルって『Instintos Caníbales o 12 días』なんですよね。ま、どう訳すかは難しいとこですけど、でもどうして二人とも「12日間」を落としてるんだろう、と。

そこで「世界の三面記事・オモロイド」にソースとしてリンクされている海外の記事を全部確認してみると、
BBC NEWS     : Cannibal Instincts
・ABC NEWS     : Cannibalistic Instincts
・Telegraph.co.uk  : Cannibal Instincts
・ZEENEWS.com   : Cannibalistic Instincts or Twelve Days
という結果だった。『12日間』というのが入っているのはZEENEWS.comだけだったから、「世界の三面記事・オモロイド」の記事中で「人食いの本能」となっているのは分かる。
僕もひとつしか確認せずに

海外の元記事だって『Cannibalism Instincts』ではなくて『Cannibal Instincts』になっている

と書いてしまったので、反省して『Cannibalism Instincts』と書かれた記事がないかちょっと検索してみたが、この事件とは関係ないものがいくつかひっかかっただけだったので、特に修正はしないでおく。