雑記

藤岡真のHPに、「第一世代はなぜ駄目なのだろう」と題された記事がUPされている。オタク第一世代(というか岡田斗司夫唐沢俊一なんだけど)が、最近のオタクを「ただのキャラ萌えのアニメマニア」だと嗤っている姿勢に対して批判しているのだが、「キャラ萌えのアニメマニア」を嗤っているのは別に第一世代(というか岡田と唐沢)に限ったことではない。この辺の話は、大泉実成がWeb草思で連載しているコラムに掲載された竹熊健太郎との対談「第3回 オタク密教とオタク顕教〜竹熊健太郎氏との対話(1)」「第4回 オタクの自意識〜竹熊健太郎氏との対話(2)」での竹熊の「オタク顕教とオタク密教」という捉え方が個人的にはしっくりくる。
この対談の中で少しだけ岡田斗司夫に関して言及しているところがあるが、これはそのまま唐沢俊一にもあてはまりそう。大泉実成を揶揄する文章を書いて抗議され、すぐに演技過剰な謝罪をした岡田斗司夫に対する「ああいうことを続けて行くと、取り巻きはいくらでもできるんでしょうが、信頼できる人間関係というのがどんどん減っていくんじゃないでしょうか。」という大泉の言葉は、そのまま唐沢俊一にも言えるだろう。