雑記

巨人ファンをやめてしまい、野球中継を見なくなってもう10年くらいになるが、それでも巨人が優勝すると少し嬉しかったりする。
その巨人。今年は中日、阪神との接戦を制して5年ぶりのリーグ優勝を決めたのだが、その後のクライマックスシリーズで中日に3連敗して敗退したことから、優勝パレードは自粛することになるらしい。
クライマックスシリーズというのは日本プロ野球におけるプレーオフ制度のことなのだが、こいつのおかげでリーグ優勝=予選1位通過という意味合いになってしまい、リーグ優勝の価値が暴落してしまった。
アメリカの場合、リーグ優勝を争うために地区優勝チーム同士(+α)で行われるのがプレーオフだ。チーム数が多く、各リーグがいくつかの地区に分かれているからこそ出来るのであり、また、そこまでチーム数が多いからこそプレーオフという制度の必要性があったとも言える。
日本のプロ野球は1リーグ6球団という少なさであり、リーグ優勝の価値を暴落させてまでやる必要性があるのか甚だ疑問だ。今年は巨人の優勝を中日が横からさらっていってしまった。一昨年と一昨々年はパ・リーグでホークスの優勝が横からさらわれている。目先の利益ばかり追わないで、一旦優勝を決めておきながら後でそれを取り上げるような今の制度はさっさと改めるべきである。