雑記

うちの会社の同じ部署に、入社4年目になる24歳の男がいる。まだまだ学生気分の抜けない男で、仕事に対する取り組み方に色々と難があるため、色んな人からお叱りを受けているのだが、本人は一向に気にしていない。それどころか、叱責されると反論する。しかも言い返すのがバカバカしくなるくらいの屁理屈で。彼を相手にする人間は、半分がキレながら、半分がため息まじりで「もうええわ」と言い残してその場を立ち去っていくことになる。彼はそれを、理屈に合わないな難癖をつけてきた人間を理屈でねじ伏せた、と信じて疑わない。自分が周りからどんどん相手にされなくなっているというのに、「あの口うるさい人でさえ、僕と口論するのを避けますからね!」などと嬉しそうに言う。
藤岡真のHPで『“ミステリ業界では「触らぬ神」扱い”されている』勘違いした素人についての記述を読んで彼のことを思い出した。